『万引き家族』観た。
・劇中に携帯鳴らした客が居た。あんだけイオンシネマの予告でパンパカパンツが警告したのに。
・エンドロールで「コスっちゃお!」とかいう店名が撮影協力に並ぶんだけど、業種を言い得て妙だし店のコンセプトも押し出してあって洒落っ気も効いてるし100点のネーミングセンスだと思った。
・映画体験としては、あまり没入できなかった。←TBSラジオで事前情報入れすぎてたせいかも。
・カメラかなり寄って撮らないとこの画にならないんだろうな、と思ったり。
・サッカーが上手いお父さんのシーンが効いてる。
・お父さんのスキルを、前半は子がスポンジのように吸収するんだけど、後半「あれ?なんか違う」って子が感じはじめるっていう構造は、きっとどの家族にもあることだと思う。
・例えばそれが「親父と同等の大学に行くだけが人生じゃなくね?」とか思春期になることもあるだろうし。「家業を継ぐだけが人生じゃない」っていう。そして継ぐべきではない家業を描くことによってはっきり見えることもあるのかな。
・一個わかんないことがあって、「解説」と称してるブログとか見てみたりしたけど、結局わかんないし、ミスリードじゃないかなーっていう記述も多くてなんだかなあ。
・別に解説なんてミスリードでしかないかもしれないけれど、顔が見えない知らない人が暴論言ってるのをわざわざ読むものでもないな。
・樹木希林の方の家が、モノがごちゃごちゃ溢れてて足の踏み場もないのは「コミットメント」側「拾う」側の舞台であることの象徴で、緒形直人の方の家との対比なんだろうけど、それにしても自宅も片付けないとなーって気持ちにさせられる。
・ネイルやるのは子供が寝てからにしろよ、とかそういうふうに思うことは日々ありますね!