日記

毎日日記をつけていたことがある、というのがいつか大きな財産になる。

『いつやるか?今でしょ!』

林修著。著者の語り口、超一流予備校講師のそれが心地よい。この人の話術には、読み手の中の「18歳性」にタッチするマジックがある。端々の「女性とはこういうものである」の断定がいちいち共感できる。内容はかなり具体的・実践的で、真似してみたいと思うことが多い。

・日常に転がっている「練習問題」・東大生は速足で歩く・「今の偏差値が60くらいで、一か月後に5~上げたいので、現代文には30時間かけられるので、今この3冊の問題集のどれをやろうかと思っているのですが、どうすればいいでしょうか?」・相談は辛抱強く最後まで話を聞ききる。相手の答えを読み取って(たいてい簡単に読み取れます)、それをさも自分の考えのように言ってあげる。・相談は「背中を押してもらいたい」だけ。答えは最初からある。間違うと逆に「自分の考えを押し付ける人」認定される。・人は自分の読書体験を隠せない・時間の重さを知るために手帳を使う。